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腰痛のいろいろなパターン ~腰椎圧迫骨折~

骨折のイラスト

いろいろな腰痛のパターンをより詳しく書いていけたらと思います。

そんな今回は【腰椎圧迫骨折】について

 

腰椎圧迫骨折

初めに

圧迫骨折、読んで字のごとく椎体がグシャッと押しつぶされるように圧迫され変形してしまった骨折です。単なる腰痛やぎっくり腰と間違ってしまう場合もありますので、注意が必要です。

 

 

原因

多くは高齢者で起こしやすく、その要因として骨粗しょう症が関係しています。特に女性の方が骨粗しょう症になりやすいため女性に多くみられます。そのような方が重いものを持ち上げたり転倒することにより衝撃が加わり腰椎が圧迫骨折してしまいます

また、骨粗しょう症患者では、くしゃみや咳などのような軽い衝撃でも圧迫骨折を起こす危険性がありますので、注意が必要です。

若年者では起きないのかというと、そうでもありません。やはり高所からの落下などで衝撃が加わることで起きてきます。

 

 

症状

骨折とはいえ軽度の場合ですと痛みを感じない場合もあります。後から「圧迫骨折した形跡がありますね~」というのも珍しくありません。ですが激しい痛みを感じて、寝返り立ち上がりにも苦痛を伴うために、動きたくない動けないという方もいます。

また、背骨には神経が通っているためにしびれを感じる方もいます。

 

 

治療法

骨折部位の癒合を待つためにコルセットを装着し、圧迫骨折が生じた部位を動かさないようにします。その期間約1か月くらいでしょうか、消炎鎮痛剤と並行しつつ骨が修復されるのを待ちます。

重症例では手術も選択されます。ですが、できる限り保存的な治療が良いのではと思いますがので、ここではあまり触れずにおきます。

 

 

予防法

圧迫骨折の予防の前にまず第一に骨粗しょう症の予防をしたほうが良いでしょう。食生活や運動など、日々の心がけが大事になり、まだ若い方は無理なダイエット、不摂生をしているとそれが後々影響してきますので気を付けましょう。

転倒しないように注意することも大事です。バランス能力、筋力など衰えないようにすることがそれに繋がります。

 

 

最後に

比較的大勢の人に診られる圧迫骨折。程度も様々なので見落としてしまわないように気を付けましょう。また、圧迫骨折後に椎体の変形がきつくなり背中・腰の変形、丸みがきつくなることもありますので、そういったケアも必要かなと思います。

ですが長年の積み重ねが非常に影響してきますので、この機会に日頃の生活習慣を見直してみてはいかがかなと思います。

 

 

 

大阪の北摂、豊中市は豊中、岡町、曽根にある整骨院

阪急宝塚線 岡町駅徒歩1分 ゆとろぎ鍼灸整骨院でした👋🏼

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